「ど」に寄せる想い・・・心優しく、目の前のあなたに捧げたい。ひとの心にそっとよりそう、ささやかな応援歌。
1993年1月 1日 21:59
ガラスの檻に入りながら
月を眺めているような心の明け暮れだったという
コロラドイエローのつばに
うそつき男は指をかけ
やあああああああああ と帽子をほうり投げた
酩酊の馴れた手つきにも似ているが
てぎわのよいのはそれだけの決意の高まり
いよいよですな
用意も調い
一!ニ!三!
余分なものはかなり整理もでき
「清新の気風」も滲みだして
今はもうやるっきゃないのだが それにしても
時間は過ぎそして過ぎまた過ぎてしまった
からみついていた過去の思い出のような
ヘルニアを切ってすてて
のどかな心のリズムをとりもどすため
みんなとはなれたところで
父も母も
二回目の人生をはじめるような雰囲気
春がまたくる
いのちはあたらしい光をうけ
蘆遮那佛はぼくらにウインク
カテゴリー:
年頭イカレ詩(うた)
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