「ど」に寄せる想い・・・心優しく、目の前のあなたに捧げたい。ひとの心にそっとよりそう、ささやかな応援歌。

い い 酒 に

1994年1月 1日 21:58

ちょっとばかり恰好はいいが 語る口もとに嘘があって
事件の起こる予感も実はするのだ
1993年師走
霧の濃い昼の永田町饗宴
酔いは君たちまでだ
  白い歴史書になにを書き始めるのか
  よそよそしい高支持率という筆で
胡散臭さはいよいよ増し
  リキュールのラベルはにせもの
モリヒロくんはパフォーマンスに長けたおトノ様
理想のまつりごとは痛みが伴うもので
人びとはみな子羊のような領民なのさ
つい 封建君主の血が 生かすな殺すな
強い酒飲ませろ!とさわぐ
知ってのとおり その銘柄は「朝日電視台」

酔いはさらに短く浅く
初々しい怒りが国じゅうに満ちあふれてくるだろう

断固として1994年明ける

カテゴリー: 年頭イカレ詩(うた)

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