「ど」に寄せる想い・・・心優しく、目の前のあなたに捧げたい。ひとの心にそっとよりそう、ささやかな応援歌。

石をやさしさにもちかえて

2000年1月 1日 21:56

まりもに見入っていた北の湖
太陽の軌道が立ち上がってくる冷夏の街
青春を彷徨っていた三十年前のある日
突然ばあーんと「敵」が見え
以来 強肩をとりえに
石つぶてを投げつづけてきたわたし

絶対的な権力にはむかいとおした
    ――ということであったのか
心やわな人たちまで傷つけた
    ――ということではなかったのか

いま2000年 肩の衰えは避けがたく
石をやさしさにもちかえて
変身にむかうわたし

本当に勝利するために

カテゴリー: 年頭イカレ詩(うた)

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