「ど」に寄せる想い・・・心優しく、目の前のあなたに捧げたい。ひとの心にそっとよりそう、ささやかな応援歌。

おれの三代目

2007年1月 1日 21:54

そこにいるのは孫たちである
おれが初代とするならば
目の前で小さな身体を弾ませているのは
まさしく三代目だ
甲高い声で人生の原初のものがたりを
さえずりあっている
よく動く眼は 兄も妹も
なぜかしめりをおび
限りなく深く澄んで
丸ごと世界を見きわめているようだ
だから哀しい色もあるのか
思えば子どもたちも
同じ眼をしていたのではなかったか
こんなふうに血がつながっていることへの
新鮮なおどろき
あしたへの希望
―――それにしても
   政権党三代目たちの
   お粗末

カテゴリー: 年頭イカレ詩(うた)

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