かつら こゆき
わたしのくびれた腰のあたりに
いつからか不思議の国のGeleeくんが住んでいます
いざ仕事へ 自宅を出ようと構えると
妙にざわざわと騒ぎ出すGeleeくん
(こんな弱い者いじめの格差社会へ誰が出て行くものか!)
わたしはあわててトイレに駆け込み
15分の出遅れ
電車に乗ってもGeleeくん
どうして機嫌を損ねたか
(フン!見られたもんじゃない。某党の代表選)
急に下腹部 気体漲り
いたたた...と叫ぶGeleeくん
途中で電車急いで降りて
駅のトイレにごやっかい
バスに乗ってもGeleeくん
少し揺れても怒りだす
(沖縄辺野古米軍新基地建設許さん!)
なだめるわたしに逆らって
次停車ボタンを無理やり押させ
お借りしますよ 某センターのおトイレ
Geleeくん 不思議の国のGeleeくん
わたしの敵? わたしの味方?
うつくしい音楽聴くとき あんなにおとなしいのに
この世の中 腹の立つこと多すぎる
しばらくは仲良く付き合うしかないか
わたしの中のGeleeくん
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おりおりの