「ど」に寄せる想い・・・心優しく、目の前のあなたに捧げたい。ひとの心にそっとよりそう、ささやかな応援歌。

ふたりの夢

2011年1月11日 11:24

はじめての夜。
濡れて、
優しく、
あまずっぱく、
白いあなたの乳房が踊る。
濡れて、
わたしの心も濡れて、
ひとときの破滅にそっと触れる。

あなたがあなたであるように
わたしがわたしであるように
白百合咲く
二人の――そして二人だけの
なんとはなしの
夜の花園

カテゴリー: 修羅 , 初期詩篇

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