「ど」に寄せる想い・・・心優しく、目の前のあなたに捧げたい。ひとの心にそっとよりそう、ささやかな応援歌。
2011年1月13日 11:25
はまなすの花に耳をあて
はまなすの声を聴いていた
遠いとおい潮風が
波を眠らせながら吹いてきた
わたしのそのまえのわたしのわたし
ひとすじの血に結ばれた
やさしい日本のうたびとの
つかいならした
はまなすの赤いいやほおん
おしあてておしあてて
なみだのおとを聴いていた
わたしではないおおくのわたし
わたしのかもしれないおおくのなみだ
はまなすの花は
潮のかおりにそよいでいた
カテゴリー:
修羅
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北海の歌 -代志子に-
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